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教育長あいさつ平成27年6月号

教育長あいさつ

教育委員会制度改革

 

 

 新年度が始まって3カ月が経とうとしています。まず、本ページの更新が滞ってしまっていたことをお詫びいたします。
 「手をつなぎ 心をつむぐ みどりの清瀬」は、私たち清瀬市民がめざすべきまちの姿であり、同時に本市教育の目標でもあります。家庭・学校・地域が自らの責任をしっかりと果たしつつ、手をつなぎ高め合うことで、子どもたちは心身ともに賢く、健やかにそしてたくましく育ち、市民の方々も生きがいをもって「健幸」に生活できるようになり、そしてその結果、清瀬がますます元気で魅力的なまちに成長していくはずです。
 教育とは未来の清瀬を、いや我が国を支える「人」を育てる尊い営みです。教育の充実はまちの発展につながります。まさに「オール清瀬」で教育を考えていかなければなりません。このたび、その「想い」が具体的な取り組みになりました。6月19日(金曜日)に開催された「総合教育会議」です。
 今、我が国の教育行政は「教育委員会制度改革」の旗印のもと、変わろうとしています。いや変わりつつあります。「総合教育会議」はその象徴であり、市長と5名の教育委員とが教育について真摯に語り合い、共に手を携えて人づくり、まちづくりを進めていこうとする会議体です。
 当日午後1時30分、会議がスタートしました。第一回目の今回は、今後、清瀬の教育がどのような道のりを歩むべきなのかを話し合い、「大綱」としてまとめあげることを目的としています。まず協議によって、現在取り組んでいる教育総合計画「マスタープラン」の五本の柱を「大綱」として位置付けることが了解され、その後五本の柱ごとに、これから特に取り組むべきこと、重点とすべきことの議論を重ねました。概要は以下の通りです。

(1)「地域と共に子供を育む清瀬」
 
・家庭・学校・地域の三者が一体となって子供たちを育み、まちづくりを進めるために、円卓会議(注1)や学校支援本部(注2)等の支援機能を強化する。
(2)「基本的な生活習慣を育む清瀬」
 
・「何があってもくじけない心」や「困難を乗り越える力」「自立する力」を育てるための「体験活動」の充実を図る。
(3)美しい緑と自然・文化を誇る清瀬
 
・「清瀬市学芸員(注3)」等、本市が誇る歴史、伝統・文化を未来に引き継いでいく制度や、医療機関や最先端科学技術を有する機関、農業や文化・芸術等、本市が誇るべき様々な資源を活用した「清瀬子供大学」(注4)の設置に向けた研究を進める。
(4)「学校が自信をもち信頼される清瀬」
・「学校の力」を高めるとともに、教員の多忙化解消に取り組むことで、いじめや不登校対応の充実と、学力向上を一層実現する。
(5)「生涯学びに貢献する清瀬」
・図書館や博物館などの各種講座やイベントを一層充実させるとともに、「清瀬市民大学」(注5)等、一人一人の学びが地域に生かされる「学びの循環」を具体化する取り組みを研究することで「健幸社会」をめざす。

 議論は白熱し、1時間30分の会議の予定が大幅に延長され、午後4時に会議が閉じられました。
 私は4月からこの3ヶ月間、ことあるごとに「清瀬の教育は第二ステージを迎えている」とお話をしてきました。子供たちは「当たり前のことが当たり前にできる」ように成長しつつあります。運動会では「一瞬一瞬を全力で生きる」彼らの真摯な姿を見ることができますし、授業中も真剣に机に向かい自らの考えを発表しようと「努力する姿」にも出会えます。校舎の清掃が行き届いていますし、何よりも下駄箱の靴がきちんとそろってしまわれている点は感心します。
 これら「第一ステージ」の成果の上に立って、子供たちを一層賢く、心身ともに一層健やかに育てること、学校が一層元気になって信頼されること、そしてそれを市民の方々と「共に手をつなぎながら」達成していくことが「清瀬の教育第二ステージ」の目標です。「総合教育会議」で話し合われたことを一つ一つ確実に進めていくことこそ、「第二ステージ」の階段を上ることにつながるのです。
 私たち教育委員会、そして各学校は、今後も清瀬の子供たちの健やかな成長に全力を傾け続けることをここに約束いたします。市民の皆さん、清瀬の学校、清瀬の子供たち、そして清瀬のまちをもっともっと魅力あるものとするために、ぜひお力を貸してください。

(注1) 小学校区ごとに設置された、地域の方々が顔見知りになり、絆を深め、地域のために力を尽くすことを目的とした組織。防災キャンプやコンサートなど、各円卓会議が独自の取り組みを進めています。
(注2) 「おらが学校」をよりよくしていこうという思いをもった地域の方々が、学校に集い、学校や子供を支援していこうとする組織。第三小学校で今年度から設置、運営されています。
(注3) 清瀬市が特別に学芸員として認定し博物館等を支援していただく制度。研修の受講、修了を要件とすることを想定しています。子供たちのための「ジュニア学芸員制度」も同時に研究していきます。
(注4) 年間8回程度土曜日や長期休業中に開講する子供のための大学。医療や看護系の専門家が講師になって医療の現状や命の尊さを学ぶ「医学・薬学部」、先端技術を有する市内の各機関の専門家に「ものづくり」や科学の不思議」を学ぶ「科学物理学部」等いくつかの講座の開設をめざします。修了者は「清瀬学士」の称号が与えられるよう検討中です。
(注5) 自らが学ぶだけではなく、学んだ知識や技能を次の世代に教え、伝えていくという考え方が「学びの循環」です。「清瀬市民大学」は専門知識のみならず「教え方も学ぶ」ことができる大学です。

 

教育長 坂田 篤

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