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教育長あいさつ平成27年12月号

教育長あいさつ

2015年を振り返って

 

 

 

  平成27年もあと数日で終わろうとしています。「教育は生き物である」とよく言われますが、この一年間、実に様々な出来事が起きました。予想しなかったような事件や事故でヒヤリ・ハットしたこともありましたし、教育委員会も学校も、また教師も十分反省しなければならない出来事もありました。しかしそのような中でも、子供の生命にかかわる事件・事故が発生しなかったことは、直接子供たちと向き合う学校、そして保護者の皆様、地域の方々の温かできめ細かな指導の結果であると、心から感謝いたします。
   さて、この一年間を振り返って、本市教育委員会の五大ニュースを考えてみました。
   まず第5位です。2月8日(日曜日)に行われた中学生東京駅伝大会において、女子が歴代最高の21位に輝きました。極寒のそぼ降る雨の中、生徒たちは本当によく頑張りました。スーパースターはいませんでしたが、まさに「チーム」で勝ちえた栄誉だったと言えましょう。男子も結果はもう一歩でしたが全力を尽くしました。彼らが走り終えた後、いつしか雨がやんでいました。雲間からのぞく青空が彼らの心のように澄んでいたことが忘れられません。
 第4位は夏に行われた市町村体育大会での活躍です。選手の皆さん誰もが、勝敗がある中でも楽しみながら、しかも力一杯競技に取り組む姿は、まさに「健幸都市清瀬」を名乗るにふさわしい光景でした。中でもシニア世代の方々の活躍は感動的ですらありました。クルム伊達公子選手の「年齢は単なる数字にしか過ぎない。コートの中では私が何歳だかは全く関係ない」の言葉を地で行くようで、私自身大いに影響を受けました。
  第3位は教育委員会改革に伴う法改正によって義務付けられた総合教育会議の開催です。6月19日に、市長、副市長と5名の教育委員で、これからの本市教育施策の方針について協議を行いました。キーワードは「地域との協働」です。市民の方々が「私たちのまちの学校を私たちの手で元気にする」という思いや願いをもっていただけるような取り組みを進めることで、「手をつなぎ 心をつむぐ みどりの清瀬」を教育の側面から実現していこうという方針が共通理解されました。1月から、この方針をまとめた「大綱」のパブリックコメントを受け付けます。ぜひご意見をいただきたくお願いします。
 第2位は中学校教科書採択です。8月21日の定例教育委員会にて議論し、適正かつ適切な採択事務を終えることができました。私は9教科すべての教科書を読み込みましたが、「教科書に書かれている内容を確実に習得すれば子供は必ず賢くなる」という「当たり前のこと」を改めて強く感じました。今、本市の学校は「清瀬の教育第二ステージ」を歩みつつあります。全ての子供を賢く、心身ともに健やかに育てるという、「当たり前のこと」を確実に実行できる学校となるべく、これからも教育委員会、学校は努力を惜しみません。
  さて、いよいよ第1位ですが、それは言うまでもなく本市の子供たちの活躍です。石田波郷俳句大会で見られた輝く感性と言葉の力、清瀬の100冊読書感想文コンテストで発揮された深く物事を考える力、人権作文で表現された社会性の芽生え等など、本市の子供たちの「底力」が確実に育っていることが実感できる一年間でした。中学生税の作文、評語の表彰式では、私たち大人が考えなければならない問題を改めて教えてもらいました。私の体験主張発表会の作品から、郷土を誇りに思い、愛する心を感じたのは私だけではなかったはずです。第7小学校の6年生は、社会を明るくする運動の作文で東京都から優秀賞を受賞しましたし、清瀬中学校の3年生は「中学生の主張東京都大会」で、6千8百人中2位の賞に輝きました。
  清瀬の子供は確実に成長しています。彼らの姿は「清瀬の教育第一ステージ」の成果であることは間違いありません。そのような中、先日「第二次マスタープラン」の検討委員会が発足しました。公募による市民を含めた17名の委員からなる会議体です。
  これからの社会は、今まで以上に変化が激しい時代を迎えることは間違いありません。20年後には人工知能が発達し、今ある職業の47%が自動化される、また65%の仕事が形を変えているか、なくなっているというデータがあります。自ら考えて新たなものを創造したり、他者と協力しながら問題を解決したりする力がどうしても必要となる社会を、子供たちは生き抜いていかなければならないのです。
  「立ち止まることは後退することに等しい」という言葉が示す通り、今こそ教育は変わらなければなりません。次期マスタープランは、第一ステージの成果の上に、より一層子供を賢く、健やかに育てる階段を、一歩一歩確実に上がることができる計画にしていく決意です。
  一年間、市民の皆様には、本市教育にお力添えをいただき心から感謝いたします。2016年も何とぞよろしくお願いいたします。

 

 

教育長 坂田 篤

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