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教育長あいさつ平成29年6月号


教育長あいさつ

   

運動会に見る清瀬っ子たちの成長

 

初夏の空 キラリ輝く 汗涙(酔花幻)

   前半の運動会シーズンが終了しました。5校の中学校と、第四、第六小学校の合計7校の子供たちが自らの限界に挑戦し、最後まで決してあきらめることなく、正々堂々と奮励努力する様子に胸が熱くなりました。

   清瀬中学校の開会式後のラジオ体操は誇るべきものです。音楽を流さず全員が声を合わせて号令をかけながら一つ一つの運動にしっかりと取り組んでいきます。リーダーを筆頭に演ずる姿はりりしく、また号令を発する声は大変力強く、彼らの「気力」「胆力」が私たち参観者にぐいぐい迫ってくるようでした。地域の方々の「感動した」「元気が出た」の言葉が最大の評価ではないでしょうか。

  第二中学校では「ライバルの存在は何よりも尊い」の言葉が事実であることを実感しました。女子の長距離走。トップの二人が抜きつ抜かれつ手に汗を握るようなレース。苦しい中でも互いに「負けてたまるか!」の火花が散るような走り。結果的に順位は付きましたが、栄光を手にした生徒も二位で涙した生徒も、ここまで頑張れたのはライバルがいたからこそ。二人はきっとわかっていることでしょう。

  第三中学校では生徒もさることながら、ある先生の姿に感動しました。100m競走の場面。その先生はスタート地点で準備完了を確認する係。放送で選手の名前がアナウンスされます。その先生は名を呼ばれた生徒一人ひとりに向かって深く一礼をしているのです。きっと彼は心の中で「最後まで頑張れ!」「あなたならできる!」とエールを贈っていたのでしょう。生徒もそれに応えて全力疾走。素敵な先生、素敵な生徒たちです。

  第四中学校では演技中、フィールド内に先生の姿をほとんど見ることがありませんでした。これは生徒の手で運動会を運営している証。「自分たちの行事を自分たちの手で成功させよう!」と一人一人が思わなければこのような姿を見ることはできません。それを確信したのは同校学校だより6月号の巻頭言。実行委員長が閉会式の時に「成功のうれしさと、うまくいかなかったことの後悔」で涙を流していたと書かれていたからです。本当に尊く、また純粋で飛躍が期待できる涙です。

  第五中学校でも生徒諸君の「行事にかける思い」を実感しました。本校の大会スローガン「限界突破 ~頑張るときはいつも今~」のとおり気迫みなぎる運動会でした。その象徴が開会式前の様子。本校では学年をまたいだ色別対抗形式をとっているのですが、同じ色の1年から3年までが円陣を組んで勝利に向けて気勢を上げ、団結を誓い合っているのです。運動会を通して彼らは「協力の心」をたくさん学んでくれたことでしょう。

  第四小学校では三年の「棒引き」を参観することができました。どの棒を選べば自陣に引いてこられるか、体力と判断力の勝負です。結果は白組の勝利。アナウンスで白組の子供たちが大喜びする中、紅組の子供たちは拍手で讃えていました。負けてしまって悔しいはずなのに、相手を素直に讃えることができる気持ちは大変素晴らしいこと。「正々堂々」「戦う相手に敬意を表す」というスポーツマンシップが確実に育っています。

  第六小学校では教育の力を感じました。参観したのは1年生の集団演技。入学式では上級生に手をつながれて、不安いっぱいの面持ちで引きずられるように入場してきた1年生が、たったの2か月ばかりで、自分たちの力で行動し、自信に満ちた表情で演技を創り上げるまで成長していました。1年生だけでなく、六小のすべての子供たちの表情が誇らしげだったと感じたのは私だけではなかったはずです。

  第五中学校の小池校長が、6月の学校だよりでこう書いています。「競技における「目標」は勝利です。(中略)。しかしながらすべての生徒に等しく勝利の栄誉が与えられるわけではありません。それでも運動会は勝利を「目標」とします。それは勝利という「目標」の向こうに、もっと大きな「目的」があるからです。私はその「目的」とは生徒が成長する姿だと考えています」と。

  私も全く同感です。だから運動会に向けて努力し、当日も全力を尽くした子供たちに私からも言葉を贈ります。「努力は必ずしも『成功』は保証しないが、『成長』は必ず保証する」。たくさんの経験を積んで、成功も失敗もたくさん味わって、そしてたくさん努力して、ますます『成長』する清瀬っ子たちを心から楽しみにしています。




教育長 坂田 篤

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