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創立70周年記念式典

 9月9日(土曜日)、本校創立70周年記念式典を行いました。渋谷金太郎清瀬市長をはじめとする多くのご来賓を迎え、70年間の歴史と伝統を再認識し、更なる発展を決意する式典となりました。


70周年

創立七十周年記念式典   式辞                       校長 小島秀治

 本日ここに、70周年記念式典を挙行するにあたり、清瀬市長渋谷金太郎様を始め、多くのご来賓の皆さまにご臨席いただきましたことに、深く感謝申し上げます。誠にありがとうございます。

 さて、清瀬中学校は、昭和22(1947)年5月5日に、当時の清瀬村の初めての中学校として誕生しました。資料によりますと、下清戸718番地の、旧海軍通信隊の宿舎を使っていたそうです。まだ戦争の傷跡も癒えない時代でした。70年経った今日では、清瀬中学校は平和教育、国際理解教育に力を注ぐ学校へと成長しています。本校の教育目標の冒頭には『人間尊重を基本理念に 国際的視野に立ち 平和を愛する社会人の形成をめざして』との崇高な理念が掲げられております。この理念のもとに、歴代校長先生を始めとした教職員の方々の並々ならぬご苦労とご努力、そして地域や保護者の方々の絶大なるご支援によって、平和な時代、平和な学校を築き上げて来られたのだと心より感謝しております。また、今日まで連綿と続く自主・自立の校風、つまり生徒が主体的に活動する学校、という伝統もその中で培われて来たものと実感しております。

 この間清瀬は村から町へ、そして市へと発展する中で清瀬第二中学校、清瀬第三中学校、清瀬第四中学校、更には清瀬第五中学校という4つの中学校が誕生することができました。新しい学校が誕生するたびに、清瀬中学校の生徒数は減少を繰り返して来ましたが、清瀬市役所や清瀬小学校に隣接する、清瀬市の中央部に位置しているためか、現在は通常学級365名、特別支援学級37名、計402名を擁する学校規模を維持することが出来ております。創立以来卒業生は12,126名を数え、様々な地域や分野でご活躍されています。本日ご臨席の渋谷市長様を始めとするご来賓の多くの皆さまが本校の卒業生であります。大変光栄に思っております。ちなみに、1期生は85歳になられています。3年生の皆さんは71期生になります。

  現在、清瀬中学校では特色ある教育を推進していますが、その1つに先ほどご紹介しました国際理解教育があります。よって本日は、その国際理解教育の一環として、生徒の皆さんに紹介したいことがあります。それは、清瀬中学校ができた翌年の、1948年に国連が制定した世界人権宣言についてです。その第1条には「全ての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利について平等である」と高らかに、人間の自由と平等を謳っています。一国や1地域のものではありません。世界の人権宣言です。清瀬中学校の教育目標も、この世界人権宣言に通じる崇高なものなのであります。この人権宣言を作った1人に、アタイデというブラジルの作家がいました。ブラジル文学アカデミーの総裁を34年間もされていた偉大な方です。私も尊敬するこのアタイデ氏は次のような言葉を残しています。「人間が他の人と仲良く社会、地域の繁栄を考え、目指し、ともに暮らしていくために教育はある」と。確かに70年前の創立当初とは時代が大きく変わり、現代社会は他者との関わりを避ける風潮があります。しかしこれでは、ともに仲の良い平和な社会をつくることができません。

  幸いにも、清瀬中学校の生徒には、互いの違いを認め合い、支え合うという素晴らしい資質があります。これらの資質は、学校教育に全力で取り組む本校の教職員によって育てられていることは間違いありません。本当に真剣に生徒のために取り組んでいます。また、ご家庭の力、地域の方々のご支援の賜物であることも間違いありません。この資質をさらに伸ばし、人間性を磨いて、平和な日本、平和な世界を作り上げる一人ひとりになっていただきたいのであります。

  最後に、清瀬中学校の生徒の皆さんの益々の活躍と、清瀬中学校の更なる発展を心から願い、また、本日ご臨席いただきましたご来賓の皆さまに心からの感謝を込めさせて頂き、私の式辞といたします。