清二中 自然だより2021 野鳥・動物編
中庭にタヌキ現る! R4,1,12(水曜日)
6時半頃、いつものように朝の校内巡視をしてくれていた副校長先生が、ふと中庭を見ると、犬らしき動物がいました。目を凝らしてみると、なんと狸! カメラを取ってきてレンズを向けると悠々と振り返り、ばっちカメラ目線。逃げもせず堂々としてその後、巡回から戻ってみると、カラスのつがいに追われたのか立ち去っていたそうです。ほんとうに自然豊かな清瀬ですね。何をしていたのでしょうか? 木の実などの食べ物はなさそうなのですが、ミミズでも探していたのでしょうか?
雪の中のカワセミ R4,1,7(金曜日)
野塩橋から池袋線の鉄橋までの空堀川雪の中のカワセミ R4,1,7(金曜日)を縄張りにしているカワセミがいます。ほぼ毎朝、姿を現して、犬の散歩やジョギング中の方々に挨拶をしてくれています。始業式の朝も、雪が積もる川岸で、木の枝に止まっていました。冷たい水で魚の動きも鈍く狩のチャンスのようですが、しばらく見ていても飛び込む気配はありませんでした。やはり冷たいのは苦手なのかな?
ここ最近、毎日カワセミがやってきています。 R3,12,6(mon)
まだ若鳥のカワセミですが、少し前までは、もう少し上流の浅い水溜まりで、魚を狙っていたのですが、ここ数日は、鯉が住むほどの深いこの淵でのほとりにある同じ木の枝に、毎日やってきています。ここから淵の中にいる魚を狙っているのですが、サギやカルガモ、そしてカワウたちもウロウロしているので、なかなかダイブできません。
- 【動画】ふっくらカワセミ 空堀川 20211204(外部リンク)
- 【動画】毎日いるねカワセミ 空堀川 20211206(外部リンク)
- 【動画】カルガモの群れ 空堀川 20211209(外部リンク)
- 【動画】今日のカワセミ 空堀川 20211209(外部リンク)
前原橋の淵で、朝ごはんに集合 12,4(sun)
風が弱い小春日和、空堀川の淵で、カルガモのペアが仲良くスイスイと泳いでいるしている横で、アオサギとカワセミがじっと水面を眺めて、朝ごはんの魚を狙っていました。しかし、その中をカワウが迷惑も気にせずに、ドボン!っと水中に潜って、子魚を追っかけまわして、捕まえて食べていました。その様子にカワセミはあきらめたようで、別の場所で飛んで行ってしまいました。とび際に、キキキッと鳴いていきました。
初冬の空堀川で、イソシギ見っけた! R3,12,1(wed)
12月に入り、空堀川にそろそろ冬が近づいてきました。常連のカルガモたちやムクドリたち以外にも、サギの仲間も増えてきました。朝の冷え込みで寒いのか、ダイサギが長い首を縮め、左足を胴体にくっつけて片足立ちをしてじっとしている横で、コサギは冷たい水の中で、ジャブジャブと動きが鈍くなった魚を果敢に攻めていました。先日はカワセミが、体を丸めて、ダイブをためらうようにたたずんでいました。そして昨日は、見慣れない鳥が川のほとりにいました。この辺では見かけたことのなかったので、渡り鳥かなと調べてみると、どうやらイソシギのようです。渡り鳥ではなくて、留鳥(一年中日本で暮らしていいる鳥)なので、どこからか飛んできたようです。楽しいい、野鳥観察の季節になりましたね。
日本固有種「二ホンイシガメ(日本石亀)」が登場! R3,8,25
先日、スッポン(在来種)と出会った空堀川(前原橋付近)の淵の少し上流の浅瀬で、日本固有種のニホンイシガメを見かけました。近年、外来種の亀に追われて、数が減少していると言われていますが、あらためて空堀川の自然の豊かさに驚きます。元気に泳ぎ、のしのしと歩いて川原に上陸しました。大きさからすると雌のようです。空堀川でも、日本中の他の河川と同じように、外来種のミシシッピアカミミガメを多く見かけます。この淵でも数匹見かけます。ワニガメなどがいないことを願います。
※下の「自然だより 2021 動物編01」でニホンイシガメを紹介しています。ご覧ください。
ゴミ袋もへっちゃら都市型野鳥のカワセミくん!R3,8,2
朝日を浴びて、ゴミ袋の上から魚を狙うカワセミに会いました。胸の羽毛の感じから、たぶん今年生まれた若鳥だと思います。下の口ばしがオレンジなのでメスのようです。「清流の翡翠(ひすい)」と呼ばれていますが、都市や市街地の河川や池でも平気で、結構たくまし野鳥です。
下の動画で、川に浮かぶゴミ袋の上にちょおんといるカワセミのようすをご覧ください。
夏のカワセミ R3,7,29(木曜日)
真夏日が続き、朝から日差しが強く、護岸のコンクリートが熱い中、涼しげに空堀川で魚を獲って食べているカワセミに会いました。大人の雄のようです。年に2~3回繁殖をしますが、そろそろ子育ても終わったころです。ご苦労様でした。
秋津駅の燕が巣立ちをしました。R3,7,19(月曜日)
朝、秋津駅にある燕の巣を観察すると、もぬけのからでした。先週の14日にはまだ餌をも立っていた雛たちでしたが、この週末に巣立ちをしたようです。来年また会いましょうね!
新しい巣でも、順調に育っています。 R3,7,14(水曜日)
駅の券売機前天井に、今年新たに燕が作っていた巣でも、ひなが順調に育っています。すこし育ちが遅く心配していましたが、あと数週間で巣立ちになりそうです。夜遅くも電灯で明るく、落ち着いて子育てができるか心配でしたが何とか頑張っているようです。燕は子育てが終わると、別々に南国に渡り生活をしますが、翌春はこの巣の近くで待ち合わせをして、同じペアで子育てをすることが多いといわれています。仲が良いのか?、悪いのか? 不思議ですね。
時刻表看板の上に、別の巣から巣立ったばかりの若鳥を見かけました。まだしっかり飛べそうもなく、人が近づいても逃げません。親鳥が面倒をみてくれているといいのですが、翌朝には姿を見ませんでした。
新しい巣でも、抱卵に入ったようです。R3,6,9(水曜日)
ツバメのつがいが、秋津駅でせっせと作っていた巣が完成し、さっそく産卵と抱卵が始まったようです。そしてほんの5m先のところににある巣のつがいは、1度目の子育てが終わり、2回目の産卵・抱卵に入ったようです。空堀川の上空には、若ツバメがよく飛んでいますね。6月9日に駅員さんが、乗客のために、フンよけガードを接ししてくれたようです。巣を撤去しないでくれたのですね。ありがたいです。
空堀川に今度は、スッポンが現れました。R3,6,9(水曜日)
自然豊かな清瀬ですが、先日タヌキに出会った空堀川の淵(前原橋のところ)で、今度はスッポンが現れました。柔らかい甲羅と大きな水かき、長い首を持ち、噛むと怖いというイメージがありますが、愛嬌のある顔で怖がりです。今回も、鯉やカルガモの横を優雅にゆっくりと泳いで岸にたどり着き、陸に上がろうと首の伸ばしているとき、釣りに来た人の気配を察知して、サッと水の中に戻り、淵の深みの中に消えていきました。空堀川を歩くと、本当にいろいろな生き物に出会うことができます。
ツバメの巣作り進行中 R3,5,27(木曜日)
秋津駅商店街のツバメの巣のすぐ近くで、別のツバメが巣作りを始めて2週間(5/12行動確認)ほどがたち完成間近です。口で泥や枯草を運んできて巣材にし、唾液を練りこんで強度を増しているそうです。観察していると自分の羽毛をついばんで巣の中に敷き始めているようです。鳥にはオスが巣を作ってメスを誘う種類もいますが、ツバメはつがいで協力して作るようです。翌年の春には、同じオスとメスが巣の近くで待ち合わせて、再びペア(50%くらいとも)となって、同じ巣を使うといわれています。
巣立ちも間近かな? ツバメ R3,5,25(火曜日)
秋津駅商店街のツバメの子は、ずいぶんと大きくなり、親と変わらないぐらいになりました。巣から飛び出て、近くの手すりに止まったり、ヨタヨタと飛行訓練も始めました。まだ親のように早いスピードで、人の流れをかき分けるような低空飛行はできませんが、上空を風に流されながらもゆっくりと旋回していました。そろそろ巣立ちが近づいてきたようです。
「タヌキ」に会いました! R3,5,16
空堀川の前原橋付近で、まんまるに太った野生のタヌキに会いました。水を飲みに来たのか? エサを探していたのか? 近くに桑の実がありましたのでそれを食べに来たのでしょうか? ミミズや昆虫も食べる雑食性ですね。怖がるようすはなく、目が合ってしばらく見つめ合う状態になりましたが、ふいっと振り返り、ゆっくりと草むらの中に姿を消しました。毛並みがフサフサで健康状態は良さそうでした。清瀬の自然が豊かな証拠ですね。
ツバメのヒナが顔を出しました。 R3,5,12(水曜日)
ヒナが巣から顔を出すようになりました。親鳥がせっせと餌を持って戻ってくると、大きな黄色い口を開けて餌をねだっています。あまり大きく開けるので親鳥の頭がすっぽりと入りそうです。また近くに別のツバメが巣作りを始めました。今年は何羽のヒナが巣立つか楽しみです。ツバメが人を恐れず、街中や人家に巣をつくるのはなぜでしょか? 理由か考えてみましょう!
親鳥がいないときは静かに口を閉じていて目立ちませんが、エサを持って戻ってくると、黄色い口を大きく開けて、よく目立ちます。
ツバメの卵が孵ったようです。 R3,5,6(木曜日)
秋津駅の商店街でツバメのペアが卵を温めていますが、どうやら連休中に孵ったようです。ヒナの姿や声は確認できていませんが、親鳥が動き回り、給餌行動をしているようです。来週あたりには姿が見えるかもしれませんね。楽しみです。
春の空堀川で、羽の虫干し? R3,4,21(水曜日)
春の空堀川は、ほどよいせせらぎ状態で、前原橋下の淵には、鳥たちがエサを探したり、羽を休めています。今日はカワウが真っ黒い大きな翼を太陽の日差しが当たるようにしばらく広げて、虫干し(?)をしていました。そしてその横ではダイサギとアオサギ、カルガモがエサを探して、その上空をかすめるようにカワセミが通過していきました。
ツバメが抱卵をしているようです R3,4,19(月曜日)
秋津駅商店街にあるツバメの巣に一組のつがいが入ってから一週間ほどがたちました。朝昼夕に見上げると、いつも巣の中に姿が見えているので、どうや卵を温めているようです。ツバメたちが、紙飛行機のように駅前商店街の中を低空飛行で飛び回り、駅舎の中まで入り込み、人頭上50cm位をかすめています。ぶつからないのはさすがですね。卵は2週間位(12~18日)でふ化しますので、5月上旬にはヒナが見られるかもしれませんね。
小雨の中、魚を狙うカワセミ R3,4,18
空堀側に架かる前原橋下の淵で、雨の中、魚を狙うカワセミに出会いました。3月中旬ごろから、朝見かけるようになった雄だと思います。繁殖時期に入っているので近くに巣があるのかな? 川の土手や崖の穴に巣をつくるので、探してみようと思います。
ツバメのつがいが巣に入りました。 R3,4,13(火曜日)
秋津駅商店街の軒下に何年も前からツバメの巣があります。3月下旬にツバメを見かけてから、いつ入るかな?と、毎日のぞいていましたが、3月13日につがいがいるこを確認しました。まだ卵は産んでいないようですが、これから観察するのが楽しみですね。
ツバメは飛行しながら水飲みをします。 R3,4,12(月曜日)
ツバメは、歩くことをほとんどしません。めったに地面には降りません。時折電線などで休んでいるのを見かけますが、木の枝にとまってピョンピョンすることもありません。巣に入るとき以外は、ほとんど飛んでいます。先日、空堀川の上空を飛んでいたツバメが、すーっと水面に下降してきて、飛行しながら水をバシュッ、バシュッと飲んでいました。
春つばめに出会いました。 R3,3,24(水曜日)
3月24日(水曜日)の朝、ツーピーとなくシジュウカラの声がしたので空を見上げると、電線にとまってひと休みをしている「ツバメ」を見つけました。この春、初めて出会いです。つばめは冬の間は東南アジアで過ごし、春から夏は日本で過ごして子育てをする夏鳥(渡り鳥)です。小さな体で、3~5000kmも旅をしてくるのですからすごいですね。この子が清瀬市に一番乗りかな?
※下の「自然だより 2021 野鳥編04」でツバメを紹介しています。ご覧ください。
梅花の蜜吸いにメジロがやってきました。 R3,3,3(水曜日)
体育館の横にある梅の木に、3匹のメジロが、梅の花の蜜を吸いにやってきてていました。枝にとまって、花に口ばしを差し込んで、花の蜜を吸っていました。吸うというよりは、先が筆状になている舌で、ぺろぺろとなめとっています。下の枝には同じように蜜を求めてジョウビタキ(メス)もやってきていました。
冬鳥 ツグミもやって来た! R3,2,19(金曜日)
お昼前頃、なにげなく校庭を見ると、鳥の影がありました。あれはムクドリかな? ちょっと雰囲気が違うなと思い、観察すると、胸を張って立つ姿や目の上にある白い眉、胸のうろこ模様は、どうやらツグミのようです。しかし色がすこし違う(うすい)よう気がしたので図鑑でしらべると、個体差のようです。この鳥も秋冬にシベリアからやってくる冬鳥(渡り鳥)で、5月頃には戻って繁殖をします。「ジジッ、ジジッ(地鳴き)」との声ですが、ほとんど鳴きません。繁殖期のさえずりは「キュッキュッー キュイキュイ」という可愛らしいのですので、聞いてみたいですね。
※下の「自然だより 2021 野鳥編03」でツグミを紹介しています。ご覧ください。
そろそろサヨナラ 冬鳥ジョウビタキ
今朝、校庭のフェンスの上に一羽のスズメが止まっていました。単独でいるのは珍しいなと、目を凝らすと羽に白い斑点が目立つジョウビタキの雌でした。今冬初めてお目にかかりますが、秋冬に大陸からやってくる渡り鳥で、桜の咲くころには戻るので、最後の挨拶に来たのかもしれません。雄はオレンジのお腹にトレードマークのグレーの帽子が目立つのですが、見かけませんでした。あまり群れを作らないタイプなので、近くにはいなかったようです。松山緑地あたりに行けば見られるかもしれませんね。どんな雄か気になったら、ネットで調べてみよう!
※下の「自然だより 2021 野鳥編02」にジョウビタキの紹介を載せてあります。ご覧ください。
春の足音 メジロがやってきた! R3,1,29(金曜日)
1月末のある小春日和の午前中、花壇を整備してくださっていた花ボランティアの方と、技術科室前でお話しをしていると、頭上から「チィー・・・」という声が下ので、上を見るとメジロが1羽、木の枝にとまっていました。まだ「地鳴き(call)」でしたが、早く春になってと「さえずり(song)」を聞きたいですね。学校で見かけるのは珍しいと、ボランティアの方がおっしゃていましたが、確かに木々が少ない本校で見かけるのは初めてでした。体育館裏に梅の木があるので、そこには来ているかもしれませんね。エサ台があると来るようになるかもしれませんね。設置してみようかな?
※シジュウカラとメジロの紹介は、下の「自然だより2021 野鳥編01」を見てください。
■春間近? シジュウカラが学校にやってきた。R3,1,20(水曜日)
1月20日は、暦では「大寒」、あと2週間ほどで「立春」です。学校の桜の木に、春の街でよく見かけるシジュウカラがやってきました。しかしまだ寒いのか、ぷくっと体を膨らましていました。鳴き声もまだ「地鳴き」で「さえずり」ではありませんでした。シジュウカラのツピー、ツピーという鳴き声が聞こえると、いよいよ春ですね。空堀川で見かけたカワラヒワもぷくっと膨れていました。
【自然だより 2021 野鳥編】説明プリント
- 「自然だより2021 野鳥編04」ツバメ R3,3,25 (PDF 167.7KB)
- 「自然だより2021 野鳥編03」ツグミ (PDF 317.1KB)
- 「自然だより2021 野鳥編02」ジョウビタキ (PDF 193.6KB)
- 「自然だより2021 野鳥編01」シジュウカラとメジロ (PDF 212.3KB)
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