七小アーカイブ file41 7/19更新
給食室での作業
給食室での作業風景を写した写真は、50年間で数枚しかありません。カラーで写っているものはおよそ30年前のものです。
作業そのものは大きく変わりませんが、室内の設備には入れ替えがありました。下の写真を栄養士に見てもらったところ、「現在でも同じような作業はありますね」とのことでした。
食器を洗うための機械(食洗器)は入れ替えられました。写真右が現在使われているもの。給食が出される日には毎日使っています。写真下は入れ替えられる前の旧タイプのもので、現在はありません。食器は洗った後に、熱風保管庫と呼ばれる場所で保管されます。室内を高温にして食器を消毒する機能があるものですが、こちらのほうは30年前にはすでに設置されていたことがわかりました。
「食品の下準備をしているのではないかと」というのが栄養士の話です。今も昔も、子供たちが食べるものを作るのには細心の注意を払っています。
給食室の設備で大きく入れ替わったものがもう一つあります。それは「釜(かま)」。右の写真は現在使われているもので、「回転釜」と呼ばれます。ハンドルを回すと釜そのものがだんだん傾いてくる仕組みになっています。これが設置される前には、写真下のような固定式の釜を使っていたようです。
白黒写真は、およそ40年前のものです。当時は木製の巨大しゃもじが使われていたことがわかります。
調理の作業はかなりの重労働で、特に夏場は室内が高温になります。現在はスポットクーラーがあって、少し環境が改善されていますが、当時の写真を見る限り、猛烈な暑さの中で作業が続いたことが想像できます。今も昔も調理作業は何よりも子供たちのため。アーカイブ・ファイル41では、出された食事の裏側にある人々の働きを紹介しました。
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