清瀬二中　令和3年度　運動会

　2年ぶりの運動会を開催しました。緊急事態宣言期間に対応して、時間は午前中のみ、ダンスや組体操といって演技種目や縦割り種目などはなく、競技は10種目というコンパクトな内容、さらに無観客での実施となりました。それでも生徒たちは、弾けるような笑顔で全力で出場してくれました。生徒たちは、このような状況の中で、出来ることは？、どうすれば盛り上がるか？、どのようにしなければいけないか？　を考えて取り組んでくれました。逆境の中でも、学びや発見はできるという逞しさが、清二中の生徒たちにはあると感じる運動会でした。

開会式・1、準備体操

選手入場は、密をさけるために最初から体操隊形に開いたままの前進のみで、時間もなるべく短くするようにしました。

2、50m走

個人種目は、50m走と障害物競争の2競技にしぼり、生徒はどちらかに出場をしました。気が逸る生徒が多く、フライングが多かったようです。

3、障害物競争

約40m程の直線に、縄跳び10回、マットで前転、ハードル潜りの三つの関門を超えてゴールに向かいます。

4、1年生学年種目　台風の目

近年の実施種目は、「筏流し」が多かったのですが、今年は台風の目に変更しました。長めの塩ビパイプを使用したので、コーンを回る際に外側の生徒はだいぶ大回りになって大変でした。

5、2年生学年種目　全員リレー

クラスのメンバー全員でバトンを繋ぐリレーでは、各学級で実行委員を中心に、生徒たちで何度も走者順を検討して試走してはまた変更を繰り返して、当日の競技に臨みました。

6、3年生　大玉運び

近年3年学年種目は、「大ムカデ競争」が多かったのですが、今年は種目を変更しました。大玉は、近隣の小学校（芝小、三小、四小）よりお借りしました。そのため大きさや重さが多少異なり、ハンデがあり、生徒からは不満が出ないかと心配しましたが、クジで、どの大玉を使うかを決め、サイズがことなるのも競技の内という気持ちで、各学級でそれに合わせた対策を検討して、競技に臨んでくれました。さすが、清二中の3年生は器が大きいです。

7、1年生　全員リレー

一人半周の距離をどの生徒も自分の力の限り、全力を出して駆け抜けました。

8、2年生　大縄跳び

密を避けるために、各クラスを2チームに分けて、1分30秒で跳んだ回数の合計で競いました。1位のクラスは、合計で130回を超え、2位のクラスも120回越えとなり、練習の成果がでましたね。

9、3年生　全員リレー

3年生になると、やはりバトンが上手く、流れるような試合展開となりました。

10、クラス対抗選抜リレー

　各クラス6名の代表による選抜リレーは、学年ごとに3レースを行いました。どれも接戦となり、ほぼ同時にバトンゾーンに選手が飛び込んでくるのでバトンの攻防がポイントになったようです。特に3年生のレースは、迫力満点の展開となり、白熱した接戦は、小さいミスやコース運が勝敗に影響をしたようです。最後まで全力を出し切る姿に、全員から称賛の拍手が送られました。

閉会式・片付け、クラス学活

　開会式ではやや曇天でしたが閉会式の頃には日差しも出てきました。8時40分に開始し、12時30分前には終了という大変コンパクトな大会でしたが、それでも生徒たちは、笑顔で全力で取組んでくれた素敵な運動会になりました。ありがとうございました。
　● 優　勝　3年2組、2年5組、1年4組
　● 準優勝　3年5組、2年2組、1年5組