清瀬中学校 音楽祭を振り返って(3年B組)
3年の学年だよりに掲載された作文です。
音楽祭を振り返って
2年ぶりのホール、そして、初めての所沢ミューズでの合唱。コロナウイルスなどで制限をかけられたりと異例の音楽祭となった今年でしたが、そんな中でも楽しい音楽祭となりました。今年の音楽祭のテーマは「フォルテッシモ つなぐ伝統」でした。そのテーマにふさわしい音楽祭だったと振り返ってみて強く思います。
音楽祭の練習ではなかなか音程がつかめなかったり、歌詞を覚えるのも大変だったり上手くいかない日々が続きました。なにせ練習期間はたったの2週間、音楽の授業も少なく、さらにコロナの影響で教室での全員合唱もできず、苦しくて大変だったことを今でも鮮明に覚えています。ですが、実行委員をはじめ、指揮者や伴奏者の頑張りを知っているから、そしてこのご時世で伝統の大切さを後輩たちに伝えたいからこそ、私たち3年生は頑張ってやり遂げることができました。
音楽祭当日、ミューズの大ホールに入ると同時に広々とした大きなホールに圧倒されました。私たちは、1、2年生の合唱は聴けませんでしたが、私たちの合唱は後輩たちの心に矢となって届いたと思います。そして、清瀬中学校の伝統を残せたと思います。
私たち3年B組は、優秀賞をとることができました。これはB組が精一杯頑張った証だと思います。3年生最後、また中学生最後、もしかしたら人生最後だったかもしれない今回の音楽祭は、心に残る貴重な思い出となりました。卒業まで半年もないですが、受験勉強も学校生活も両立して、悔いを残さず日々を送っていきたいです。
音楽祭を終えて
私のクラスは「ヒカリ」という曲を歌い、優秀賞をとることができました。この曲はとても力強い曲です。そのため、力強さをどう表現すればよいか先生からのアドバイスや指揮者、伴奏者からのアドバイスを聞き試行錯誤しました。
私のクラスはアドバイスされたことをすぐに生かすことができる人ばかりで、アドバイスをして貰う度に上手くなっていきました。そのため、もしかしたら最優秀賞がとれるのではないかと思っていました。
しかし、学年リハーサルのときにD組の歌を聴いて圧倒されました。その時、自分たちはもっと頑張らなければいけないのだと思いました。放課後や昼の練習、音楽の時間では自分の出せる精一杯の力を出して練習をしました。
そして、ついに音楽祭本番になりました。朝の練習であまり声が合わず、不安と緊張の中、舞台に上がりました。少し早くなってしまったけれど全力で気持ちよく歌うことができました。優秀賞は嬉しくも、少し悔しい賞でした。中学校生活最後の行事こそは皆で1位をとりたかったな、もっと練習していれば、という気持ちがありました。でもそれ以上にこのクラスで音楽祭という舞台で合唱をすることができてよかった、楽しかったという気持ちの方が強かったです。残り半年もないこのクラスでの学校生活は悔いのないものにしていこうと思います。
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