清瀬中学校 修学旅行を終えて(3年B組)

ページ番号2003763  更新日 2021年10月8日

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 3年の学年だよりに掲載された作文です。紙面の都合で学校だよりに掲載しきれなかった作文もありますので、ここにご紹介いたします。

修学旅行を終えて

 今回の修学旅行で、私は実行委員となり、特に2つのことを得ることができた。

 1つめは、修学旅行実行委員会で学んだことである。私は学級委員を務めたことはあるが、今回のような行事の実行委員をしたことは無かった。そのため、最初は様々な仕事をこなせられるか、当日ミスをしたりしないか不安だった。実行委員の仕事で最初に重要なことは、スローガン決めだ。修学旅行中、何を意識し、どう自分が過ごすかの指標となるスローガンは、クラスで意見を出し合い、実行委員でそれをまとめて作り上げた。主題の、「一刻千金」には、わずかな時でも大変価値があるから、今を無駄にしてはいけないという意味を持つ四字熟語である。このような状況下で、修学旅行ができたことは本当に幸運なことで、京都・奈良での3日間、より多くのことを学年全体で学びたい。そのために、クラスを引っ張っていきたい。そう心動かされたことが、実行委員で得られたことの1つだ。

 2つめは、実際に神社、仏閣を拝観して得られたことである。特に印象に残ったのは、興福寺の国宝殿である。息をのむほどに精巧に作られた仏像、高さ5メートルはあるであろう千手観音像、そして独特な存在感のある阿修羅立像。そのどれでもが教科書や資料集に載っている静止画像ではなく、脈打つ荒波のように生命の息吹を感じた。それが、実際に建造物を見て得られたことだ。

 この古都めぐりの修学旅行で、先人たちの匠の技と仏像、建物に込めた思いを感じることができた。また、それを受け仏像という形でなくても自分たちの思い出をどう作り、後世へ繋げばよいのか考えることもできた。私はこの修学旅行、14の心で感じたことを忘れず、素晴らしい仲間たちと助け合って、明日からの日々を無駄にせず生きたいと思った。

修学旅行

 中学校生活初めての修学旅行、歴史もたくさん感じられてとても楽しくあっという間な3日間でした。

 この3日間の中で、天龍寺を1番好きになりました。天龍寺の庭園に入ると曹源池という池があります。池には鯉が泳いでいて、周りにはもみじの木があり、大きな山も見え、とても自然を感じられます。その景色をイスに座りながら見たのは最高でした。何も考えないでずっと見ていられるような感じでした。とても気持ちよかったです。少し歩くと竹林や望京の丘という所もあり、上から天龍寺を見ることができるのが良かったです。今度は紅葉のきれいな時季に行って、大方丈から曹源池庭園をゆっくり見に行きたいです。

 そして、天龍寺といえば「雲龍図」です。「八方睨み」の龍が描かれています。私が思っていたよりも大きかったです。本当にどこにいても龍に睨まれました。そして、その龍は「兎、牛胴、駱駝、鹿、蛇、鯉、大蛤、虎、鷹」に似ているといわれており、それを確かめながら見るのも面白かったです。

 他にも歴史を感じられたり、綺麗だな、凄いなと思った所が沢山ありました。とても楽しく学ぶことができて良かったです。コロナ禍にもかかわらず修学旅行に行くことができて、とても感謝しています。楽しかったです。ありがとうございました。

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