二年生　創作短歌

二年生　創作短歌

国語の授業で学びました。秀作揃いです！！

一部、作品の紹介をします。2年生の内なる秘めた力を感じますよ。

憧れの上手な先輩追いかけて努力するもまだまだ足りず

兄弟の誰か一人が怒られるそしたらすぐに自分の部屋へ

コンサート真っ最中に思い出すなぜ今浮かぶ去年の失敗

喧嘩してペン走らせる嘆きのペン素直になれないことへの怒り

思い出す気合を入れた前日を優勝クラス聞いた瞬間

金曜日やっと休日楽しもうとは言いますが今は月曜

どんぐりと松ぼっくりの背比べを馬鹿にしながら見ていた秋

弟のニコニコ顔にいやされるその手の中に小さなカイロ

買う物を忘れないためメモ書いたメモを書いてたことも忘れた

足早に家に帰って寝転んで右手にゲーム左にスマホ

休みの日たまたま会って驚いたいつもと違う雰囲気の君

マスク焼け他人の顔見て驚くも知らぬが仏自分も似た顔

正月に親からもらう封筒は必ず姉のほうが分厚い

先生が「怒らないから」と言ってくる理由言うとき落ちる雷

美しい夏空求め見上げるも目に映るのはビルの群れだけ

声を張りコートの中へ届けるよベンチの気持ち勝利のエール

みんなには見せられないよ私の顔なくてはならない顔のパンツ