令和2年9月の様子(9月16日~30日)
健康を維持するには~保健室から 9月30日
心も体も調子が良い状態を保つために、何が大切かを考える授業が3年生でありました。授業をしたのは、保健室に教育実習に来ている実習生です。授業で扱われたのは、運動、食事、睡眠、体の清潔、部屋の明るさ、室内の空気の6つの点です。「バランスの良い食事を一日3回」「十分な睡眠時間と深い眠り」「ちょうどよい明るさときれいな空気」など、健康の維持に必要なことを学び取っていく授業です。何が大切かを知ることができた3年生には、「実際に実践してみること」を期待しています。
9月7日から4週間の予定での教育実習は、今週末で終了です。
水の体積は小さくできるか~4年生 9月30日
注射器と消しゴムを使って実験した覚えがありますが、最近は専用のキットがあって、子供たち全員が同じ条件で実験できます。空気の体積は小さくできるが、水はできない。このことを実験で確かめる授業です。あらかじめ、「水の体積は変えられるか」について予想を立てて、実験で確かめて記録する。これが理科の授業のスタンダードな流れです。
子供たちは懸命に体積を小さくしようとしますが、空気のように縮めることはできませんでした。実験に使っているプラスティックの筒には、浮沈子が入っていて、水に圧力をかけると沈んだり浮いたりを繰り返します。実験キットには、こんなおまけ付きで、理科実験の楽しさがプラスアルファになります。今日は水を使う実験のため、水道は大混雑です。
秋空に~その2 9月29日
今日はいつもと少し違って、七小にある花の紹介です。
反応の巾着田ほどではないのですが、七小には彼岸花が咲く場所が4か所ほどあります。下3枚の画像は、全て咲いている場所が異なります。彼岸花(曼殊沙華)は球根から育つ植物なので、そのままにしておけば来年も同じ場所に花を咲かせます。裏庭の花壇の横には、白い花を咲かせるものがあります。これは色素の異常で、珍しいものだそうです。けやき学級の教員から「彼岸花のスケッチをしたい」という話もあり、球根を仕入れようかという話もありました。でも、自生しているので、わざわざ球根を仕入れて植える必要はありませんでした。花を見るだけでなく、図工の教材にもなるもので、群生している場所を引き継いで毎年花が咲くようにと配慮をしています。花壇やプランターに植えられた花と同様、大切にしていきましょう。
秋空に~3年生 9月29日
酷暑ともいえた夏の暑さはつい一か月前でした。最近はめっきり涼しくなり、過ごしやすい毎日です。雨続きだった先週とは一転して快晴になりました。校庭では3年生が虫探しです。子供たちは昆虫よりもカナヘビに目が行くようで、「いたぞ!」と声を上げては、数人で捕まえにかかります。数人に、このページで前にも紹介したアゲハの幼虫を教えてあげると、「なにこれ?」という無言の声が返ってきました。校庭の画像では分かりにくいのですが、低い位置に無数のトンボが飛んでいます。季節はすっかり秋です。
英語で自己紹介~3年生 9月28日
3年生の外国語(英語)の授業です。自己紹介の練習をしています。名前、好きなものを、「My name is」などの文型に当てはめて紹介文を作って話すという授業です。3年生は今年になってから外国語の学習を始めました。文型を理解したり、文法が分かったりすることが目的ではなく、話したりゲームをしたりしながら、言葉に親しんでいくことを大切にしています。担任も、子供たちにリラックスしてもらうために、一工夫しています。
意外な素材~けやき学級 9月28日
けやき学級の図工を担当する教員から、「髭剃りに使うシェービングクリームを買ってください」と依頼が出たのは、8月上旬でした。「小学校でシェービングクリーム? 何に使うのですか?」と聞いてみると、「図工の素材です」と返ってきました。
けやき学級で作っている図工作品を最近になって見て、クリームソーダの質感を出すために使ったことがやっと分かりました。画用紙に描いたクリームソーダの上に、シェービングクリームを乗せて、より立体的でリアルな質感を出したかったのです。子供たちの作品を見ると、綿やプラスティックなど様々な素材を自由に使いながら、作品づくりを進めているのがよく分かりました。意外なものが材料になる図工は、子供たちだけでなく大人の創造力も刺激してくれます。
土曜授業
今日は2学期2回目の土曜授業です。今日も公開日として子供たちの様子をご覧いただけないので、ホームページ上で各学年の様子を少しずつですがお伝えします。
1年生
1年1組(国語) ※写真下左
数と漢字の学習です。「いち」「ひとつ」「いっぴき」というように、数え方によって言葉が変わっていくことを、音読で確かめていきます。
1年2組(生活)※写真下右
もみじの葉が赤くなってくる、イチョウの葉が黄色くなってくるなど、季節が変わることで植物の様子も変化してくることに気付くことが主なねらいです。雨のため、教科書の写真を使いながらの学習でした。
2年生
2年1組(体育) ※写真下左
今日は体育館でマット遊びです。低学年の体育は、「器械運動」ではなく器械を使って動きを楽しむ遊びが中心です。写真は準備運動の様子です。
2年2組(音楽)※写真下右
鍵盤ハーモニカの練習です。「アンダルコの歌」という題材を使って、一人ずつ運指ができているかどうかを確かめます。今日は音楽専科・担任・ボランティアの3人で25人の子供たちの練習をサポートです。
3年生・ひのき学級
3年1組(国語) ※写真下左
プリントを使って、漢字と言葉の確かめ学習です。習った漢字が正しく書けること、漢字の画数が分かることが主なねらいです。
3年2組(図工) ※写真下中
「開いて広がる不思議な世界」という題材です。画用紙を貼り合わせて、扉を作ります。扉そのものと扉の内側に絵を描いて、開くと景色が変わる。どんな景色を創ろうかと、子供たちはイメージを膨らませながら描いていきます。
ひのき学級(個別学習) ※写真下右
一人一人のペースに合わせての個別指導です。今日の1時間目は、計算とスキルと漢字練習でした。
4年生・5年生・6年生
4年1組(学級活動) ※写真下左
「運動会の代わりに何かできることをみんなで話し合おう」が議題です。クラスのみんなで決めるにはどのような進め方をすればよいかを考えながら、話し合いが進みます。
5年1組(道徳) ※写真下中
宮沢賢治の生き方を「雨ニモ負ケズ」の詩を手がかりに考えていく学習です。
6年1組(外国語) ※写真下右
Teacher Tiger といった単語に、Young Wild などの形容詞を付けていく学習です。今日はALT(英語学習の補助者)は入らず、担任だけで授業を進めていました。
けやき学級A~C組
けやきA組(国語) ※写真下左
文章の中から、片仮名を見付けていく学習です。ジュース、スープなどの外来語が片仮名で表記されますが、外国からきた言葉であることを知るのが目的ではありません。片仮名言葉を見付けて、これに慣れていくことが大切にされています。
けやきB組(国語・学級指導) ※写真下中
B組では定期的に、子供たちが読み聞かせを行う活動をしています。今日は一人が紙芝居を読み聞かせ、他の子供たちが聞くという活動が1時間目に組まれていました。
けやきC組(国語) ※写真下右
クイズを作る学習です。三つのヒントを考えて答えさせるクイズづくりは、子供たちにとって楽しいもので、教室は活気に満ちていました。
けやき学級D・E組
けやきD組(国語) ※写真下左
説明文の読み取りです。本文は道具について書かれているもので、この文章から「どんな道具が出てきたか」「どんな使い方をするのか」を読み取っていきます。
けやきE組 (国語)※写真下右
二人の子供のイラストのそれぞれに、空白の吹き出しがつけられています。「友達なら、お互いにどんな言葉を交わすだろう」を考えて、台詞をつけていきます。
我に支点を与えよ。さらば地球も動かさん~6年生 9月25日
授業を参観しながら、アルキメデスの有名な言葉を思い出しました。十分に丈夫で長い棒があったら、地球のような重いものでも動かすことができるという、てこの原理を言ったものです。6年生は地球ではなく、ランドセルで原理を実感です。支点から近いところで棒を押すと、ランドセルをもち上げるのも大変です。でも、支点から遠いところになればなるほど、楽にものをもち上げられます。今日は実際に実験を通してこのことを確かめました。グループごとの実験なので、子供たち同士の協力と交流も自然に生まれます。
運動会はできなくても~3年生 9月25日
「運動会はできないが、表現の種目を授業でやることはできる!」というのが、3年生担任の主張です。2時間目に体育館で、学年合同でおこなったのが「エイサー」。学校によっては、子供たちが自分で作った太鼓を打ちながら踊るということもありますが、今日使っていたのはペットボトル(写真下右)。太鼓づくりの時間を節約して、動きに専念です。例年この時期には、写真のような光景が学校で毎日のように見られ、運動会に向けて少しずつ子供たちのテンションが上がっていきます。イベントはなくても、テンションを上げよう。限られた条件の中で試行錯誤を続けています。
固めるアート~6年生 9月24日
6年生が図工の作品作りで使っているのは、紙粘土を水で溶いたもの。これを布にしみこませて乾かすと、立体作品になります。紙粘土を浸した布地に、缶や瓶、中にはハンガーなどの立体物を組み合わせて作る作品は、現代アートのようでした。紙粘土を使っている子供たちから口々に聞こえたのが「楽しい」という言葉でした。自分のイメージを形にしていく楽しさが伝わってきます。
たねを数える(その2)~1年生 9月24日
9月15日にも書いた、1年生の活動です。自分がいくつくらいの種をとったのかを、実際に数えていました。1年生の算数で学習するのが「10のかたまり」。これが10個集まると100になる。種を数える活動では、算数で学習した内容が生かされています。アサガオの種を「10個ずつのかたまり」にして学習シートの上に並べていきます。100個並べたらビニール袋に入れる。この繰り返しで集計していきました。100個を軽く越えてしまった子もいて、種集めがかなり大掛かりな活動だったことがわかります。
保護者会~全学年 9月23日
本来なら4月に行うものですが、今年はこの時期になってやっと開催することができました。23日と24日の二日間で行います。各教室で行う保護者会ですが、今回はなるべく密を避けるということで少しでも広い場所をと、特別教室を準備しました。
専科の教員とななサポの紹介もありました。23日は足元の悪い中、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
音楽室で工作~2年生 9月23日
音楽室で色画用紙をちぎって貼り付ける作業を見たのは初めてです。子供たちが取り組んでいるのは楽器作り。ギロを作っています。ギロはもともとひょうたんの内側をくりぬいて、外側に刻みをつけて棒でこすったり叩いたりして音を出す楽器です。今日はひょうたんの代わりに牛乳パックを使いました。刻みを入れる代わりに、表面に凸凹がある段ボール素材の薄いものを貼り付けます。壁面には色画用紙をちぎって貼り付けて完成。歌も鍵盤ハーモニカもできない中で、打楽器づくりをしました。この自作楽器を使う日も、そう遠くではありません。
いつも頭をひねって~6年生 9月18日
このクラスの印象は「いつも何か考えている」です。今日取り組んでいたのは、円の面積の求め方。半径×半径×円周率になる理由を考えるのではなく、「今まで学習したことを使って、円の面積を求められないか」というのが課題です。円の中に入る正方形の数を数えるなど、これまでに学習してきたことを駆使して考える活動が、算数の時間に続いています。ただ公式を教えるのではなく、まずは自分で考える。この学習に没頭している姿がありました。どうやったら解けるかを自分で考え続けることで、算数への学習意欲も高まっているように見えます。「自ら学ぶ」は学習の基本です。
ロング昼休み~全学年 9月18日
「ロング昼休みだよ!」というテンションの高い声が校庭に響きました。七小では毎月一回、木曜日の昼休みを長くとる「ロング昼休み」を行っています。今年はイレギュラーで、9月からやっと実施になりました。18日は曇り空で比較的涼しくい、外で元気に走り回るにはちょうどよい気候です。
普段の昼休みは15分間。これが倍の30分間になるということは、子供たちにとってとてもうれしいことです。今日の昼休みは、声の大きさと走り回る速さがいつもと違う。そんなことを感じました。
こまを飛ばそう~けやき学級 9月17日
けやき学級の低学年の子供たちが飛ばしているのは、紙で作ったこまです。厚紙を丸く切って、竹トンボのように飛ばすと、地面に落ちた時にコマのように回ります。こまの形だけでなく、平面のままの紙を飛ばすと、遠くまで飛んでいきます。今日はこまに思い思いの絵や色を付けて、作ったこまを飛ばして遊びます。みんな夢中になって飛ばしていて、あっという間に時間が過ぎていきます。低学年の子供たちの合言葉は、「見ていてね」で、飛ばしているところや自分の描いた絵を見てほしいといつも言われます。試しに飛ばしてみました。大人がやっても結構面白いので、子供たちにとってはなおさらでしょう。
50mを何秒で走れるか~6年生 9月17日
6年生が短距離走のラップをとっていたので、結果を見せてもらいました。7秒台が4人いました。令和元年度の男子50mの全国平均タイムが男子で9.42秒です。この記録の前後1秒に、調査した子の約7割が入るということですから、7秒台はかなりのハイペースです。この時間は二人一組になって、2本ずつラップを取りました。最高記録は7秒22。この記録はかなり早いです。「芝生の上で走ると、土のグラウンドよりも速くなるのか遅くなるのかはわからない」というのが担任の話でした。
50m走の結果は、体育の学習で行うリレーのチーム決めと、体力テストの結果としても使います。
何をしているかというと~4年生 9月16日
体育の学習の中には「表現」という領域があります。運動会の種目で見ることが多いのですが、普段の体育の授業でも取り上げます。4年生が今、表現の学習に取り組んでいます。
太鼓を使っているグループが考えているのが「花火」。花火が出す大きな音を太鼓で、花火の形を動きで表します。床で動いているのは「火山」。溶岩をどう表現するかを試行錯誤しています。みんなで集まって回ろうとする動きは「竜巻」です。どんな動きが表したいものをうまく伝えられるかを、数人のグループで考えて動きを作っていきます。
顕微鏡を使って観察~けやき学級 9月16日
けやき学級の高学年が、理科室で顕微鏡を使った観察をしています。今日は塩の結晶を観察していました。プレパラートに食塩を載せて、カバーガラスをかけて観察開始。反射鏡を動かして光を集めるのに苦戦した子もいましたが、四角い塩の結晶が観察できました。ちなみに七小で使っている顕微鏡は、対物レンズをレボルバーで回すタイプではなく、ダイヤルを回して倍率を変えられるもので、使い方がより簡単です。今日は、食塩の結晶の後に、ティッシュも拡大してみました。見え方の違いに、子供たちは興味津々です。
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