七小アーカイブ　file7　6/4更新

新築の学校に見える理由

校舎が完成して間もないころのカラー写真が見つかりました。少し色があせてしまっていますが、色遣いがよくわかる資料です。現在のほぼ同じ場所からの写真と重ねてみると、まだまだ建てたばかりの新築です。建てたばかりにみえる理由の一つに「樹木」があります。50年の間に七小の敷地では様々な樹木が育ちました。緑に囲まれることで、様々な生き物の宝庫にもなった七小です。

正門付近はさくらの木が大きくなり、校舎壁面のデザインはほとんど見えません。

裏門にもさくらの枝が伸びて校舎は見えなくなっています。50年前の写真には、図工室前に植えられた若い木が写っています。

50年前の写真には、校舎と校庭との間の植え込みに緑は見えません。現在の写真には芝を含めて、写真全体に緑色が目立ちます。校庭の植え込みに植樹がされたのが6月1日という記録が残っているので、この写真はそれ以前の撮影と思われます。

校舎3階にあるバルコニーがはっきり見えるのが50年前。鉢植えのようなものを飾っている様子がうかがえます。現在では、この場所にバルコニーがあることを知らない人の方が多くなりました。