七小アーカイブ　file19　6/16　更新

第2回入学式

昭和47年4月6日に撮影された、第2回入学式の様子です。この日には、新しい1年生125名が入学しました。1クラスの人数が45人だった時代なので、新1年生は3学級でした。

この写真の他、第2回の入学式を撮影した写真からは、当時の体育館での授業の様子がうかがえる手がかりがあります。

上の写真に写っている床のラインに注目してみると、明らかにポートボール用のコートです。現在は、バスケットコート用のラインが描かれています。

下の2枚の写真では、在校生の頭上にバスケットゴールが見当たりません。この体育館で、バスケットボールの授業はできません。

式に参加したのは、人数から見て当時の6年生のようです。写真下右では指揮者がいて在校生が歌っています。発表会から20日ほどしかたっていない校歌の紹介でしょうか。

当時の校長先生から、1年生の代表が何かを受け取っています。何を受け取ったかは不明ですが、右側の子が抱えているものは教科書のようにも見えます。当時の小学校では、入学式に教科書や道具箱を新1年生に渡すということが行われていました。七小でも、同様のことが行われていた可能性がありますが定かではありません。

拡大した写真を見ると、舞台の上を飾った花は生花ではなく、紙で作った歓迎の花に見えます。

125名の新入生を迎えて、七小の児童数は714名となり、50年間で2番目に多い児童数になりました。現在の児童数の約2．5倍にあたります。