七小アーカイブ　file59　9/21更新

アーカイブが伝えたこと

今との違い

令和3年5月30日から連載を続けてきた「七小アーカイブ」も今回が最後です。アーカイブ・ファイルが伝えてきたものの一つが、「今との違い」です。今は行われていない、今は残っていないものや出来事をもとに、昔の様子を知るということです。運動会の種目、大きな築山など、昔を知ることができる写真をもとに紹介してきました。この50年間で七小をめぐる「もの」や「こと」は大きく変わりました。

昔から変わらないものやこと

50年という時間を経ても変わらないものがあります。校舎に残る壁画、50年前の「痕跡」などを、アーカイブファイルで伝えてきました。今、自分たちの目の前にあるものをもとに昔を想像するといったところでしょうか。校庭を写した2枚の写真には、今も昔も煙突が写っています。「昔から変わらないものやこと」を伝えてきました。

見方・着眼点

アーカイブ・ファイルを作るときに必要なのが、「昔から残っているものはないか」「変わってきたものや出来事はないか」というものの見方を働かせることです。毎日何気なく見ているものの中に、これらが隠されていないかと丹念に見ていくことで、ものや出来事への見方が変わってきます。このような「ものの見方」を発揮させると、様々な発見があります。七小学区域にある、下の写真のようなものも、簡単に見付けることができるでしょう。

七小が開校して50年。半世紀という期間に、七小には多くの人々がかかわり、たくさんの出来事がありました。その一部を知ることで、特にアーカイブを見た七小児童の皆さんには、学校に対する愛着や関心を高めてくれればと考えています。この愛着や関心が、いつか七小への愛校心へと高まってくれることを期待して、アーカイブ・ファイルの連載を終わります。

（令和3年9月21日）