七小アーカイブ　file39　7/15更新

ランチルームの完成

ランチルームは、写真は昭和59年度の校舎配置図にすでに載っています。写真は完成間もないころのランチルームで、平成2年になって現在の場所に移されました。この写真は、現在の算数教室のある場所にあった旧ランチルームのものです。

テーブルの上のメニューを見ると、当時の様子がよくわかります。グレープフルーツを半分にしてそのまま出されていてかなりサイズが大きめです。パンがトレーの上にあります。当時の主食はパンでした。

和室と洋室のランチルームは、平成2年3月8日に完成しました。現在は「学習室　やまびこ」というプレートがつけてある場所は、もともと和室のランチルームとして改修された場所でした。当時の教頭先生の残した文章をそのまま引用します。和室の設置に、当時の先生方が大きくかかわっていたことがわかりました。

「（前文略）思い出に残っているのが、和室と洋室のランチルームの設置です。清瀬市内で初めての和室の設置でした。設置については委員会を作り、委員の先生方には他の区市の和室設置校を見学していただきました。ビデオにも撮影し、それを見ながら教育委員会と相談し、工事にかかわったのです。完成した和室に入ったとき、普通教室からの変わりように驚かされました。」

当時はこのサイズの果物がそのまま出たようです。和室の床の間には、掛け軸があります。和室の廊下側にあるスペースが、脱いだ靴をそろえたり配膳をしたりするためのものだったことが写真からわかりました。

3月8日に完成したランチルームに、工事をした業者の社長と市役所の担当者を招いて会食をしたという記録があります。これがランチルーム開きだったと書かれています。写真がその時のものかは確認できませんでしたが、フォーマルな会食もあったことがわかりました。

和室のランチルームの様子は、当時の卒業アルバムにも写真が載せられています。清瀬市内初の和室での給食を、記念の冊子に残したのでしょう。

上の写真もそうですが、全員正座です。