七小アーカイブ file27 6/30更新
校歌の補作はどのように行われたのか
校歌がどのように作られたのかについては、アーカイブ・ファイル12で触れました。児童に詞を応募して、選ばれたものに初代の校長先生が補作(ほさく:言葉を足したり入れ替えたりして作り直すこと)して完成させたものに曲を付けました。ここでは、補作がどのようにおこなわれたかについて触れてみます。もともとの詞は、どのようなものだったのでしょうか。
原詞
当時応募のあった53作品の中から選ばれた詞(原文)がこれです。現在、七小の子供たちが歌っている校歌の詞と、細かいところに違いがあります。「ぼくらの学校」「私の学校」が3番で「みんなの学校」に言葉が変わっていくというのがもともとの詞でした。3年3組とあるように、当時小学校3年生だった児童の作品です。小学生が書く詞の中では、かなりレベルの高い作品だったことがわかります。
補作された歌詞
補作されたところをマークを入れました。一番に「のびるめ」、三番に「元気な」と4文字の言葉がありますが、二番は「強い」と3文字になっています。曲を付けたときにのことを考えて「ぞ」という一文字を足した。こういった細かな工夫が見えます。この他にも何点かの補作があり、原文と比べてみると興味深いものがあります。
昭和55年には、体育館に卒業制作として校歌の歌詞が掲示され、現在でも残っています。
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