七小アーカイブ　file14　6/10更新

半世紀前の「七つ星」

「七つ星」は七小の学校だよりの名前です。意外な場所から昭和49年2月1日発行の学校だよりが、無傷で見つかりました。ガリ版刷りで、紙の色は褪せていますがはっきり読み取れます。内容を見ると、「土曜日に学校外のグラウンドでマラソン大会をする」とあります。距離を見ると6年男子で1500mを6～8分という目安が示されています。6分はかなりのハイペースになります。

B4サイズの左半分には行事予定があります。よく見ると「6年生に種痘接種と種痘判定」があったことがわかります。天然痘という病気の予防接種で、このお便りが出された2年後の昭和51年を境に接種されなくなりました。

授業参観の案内文を読むと、一単位時間が40分だったことがわかります。現在の土曜授業は、一単位時間が45分間です。

「中央公園にローラースケート場ができた」とあります。現在はありません。

昭和49年の学校だよりは、校章のデザインを収めた額縁の中から見つかりました。デザインを押さえるために、学校だよりを数枚重ねて閉じこんでありました。しわも汚れもない状態で50年近く保存されていたのは、額縁の中という立派な保管庫のためでした。同じような額縁がもう一つあって、中からは昭和51年2月号の学校だよりが同じく無傷で見つかりました。

2枚とも、昇降口の掲示板に展示しました。