清瀬中学校　3年生の皆さんへ（令和2年5月21日）

現在のピンチから学べること

3月の突然の臨時休校から、3ヵ月が経とうしています。
誰もが予想しなかった長期の休校と、誰も経験したことのないような緊急事態に、多くの人が困窮しています。
皆さんの中学校生活最後の1年間が、最大のピンチに見舞われているのです。
でも視点を変えれば、教科書では学べない現実社会で起こっているリアルな出来事…最前線の医療現場の様子、経済のこと、世界各国の取り組み、オンラインや動画配信などの情報通信、など多くのことを学び、考える機会となっています。
また時間に余裕がある今だから、改めて自分を見つめ直している人もいるでしょう。
自分の命だけでなく人の命についても深く考え、周囲のために「何ができるか」を意識し生活するようになった人もいたでしょう。
状況は相変わらずピンチですが、これを乗り越えた先にある、「新しい日常」に希望を託し、健康に留意し生活してください。
「ピンチのあとにチャンスがある。」聞いたことありませんか。一日も早い学校再開を願っています。