四中【令和4年10月13日】2年生美術「印箱」
「印箱」篆刻を入れる箱
3年生で作成する篆刻(てんこく)を入れる印箱を作っています。木彫の練習から始まり、ワックスをぬるまで多くの工程がありますが、素敵な作品がたくさんできあがっています。下の写真はワックスを塗る前の状態です。
今日は仕上げのワックス塗装
ワックスを塗る前にからぶきをして、余分な粉をとりのぞきます。この作業だけでも、少し光沢が出てきます。
ワックスを米粒大とりぬっていきます。それを布の乾いているところでからぶきし、溝のところは歯ブラシで丁寧にこすっていきます。ワックスが乾いたら完成です。
これまでの準備・作業
木彫の練習
2年生で印箱を作るため、1年時の3月のオンライン授業時に、4つのデザインから1つを選び、木の板に彫る「木彫」(浮き彫りの技法)の練習をしました。オンラインのため、生徒一人一人が彫り方など手元のアップを見ながら作業することができました。
デザインを考える
印箱に施すデザインを考えました。デザインしたものを箱に写していきます。
彫刻をする
すでに箱になっている材料に彫るので、側面などは彫るのが難しいですが、上面から側面に続くデザインもあり、味わい深いデザインも多くありました。また、「版画台の凸部分に作品を押し当てて両手で彫刻刀を抑えて彫る」と指導していますが、夢中になり、つい、これができなくなることも…時々けがもあります。
下地塗り
印箱への彫刻が終わったら、「下地ぬり」を行います。塗料を静かに混ぜ、刷毛(はけ)で全体をぬり、布ですりこむ作業を2~3回繰り返したあと、しっかり乾燥させます。
ポイント着色
下地ぬりが乾燥したら、アクリル絵具(乾くと耐水性があります)を使って、色を付けていきます。
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