四中【令和5年3月24日】修了式

先日の卒業式では2年生もとても立派でした。君たちのおかげで卒業式という行事がとても良いものになりました。ありがとうございます。新年度も引き続き四中の代表としてふさわしい姿を見せてください。1年生も、先輩方を目標に頑張ってください。期待しています。
令和4年度最後、けじめとなる儀式です。大学の先生から聞いた話なのですが、『「生きること」それは「独り立ちすること・自立すること」である。』について話したいと思います。
そもそも義務教育とは何でしょうか。義務教育とは、君たちが有している能力を伸ばし、自立的に生きる基礎を身に付けるとともに、国や社会の一員として必要とされる基本的な資質を養うために行われる教育のことを言います。学校は君たちにとっては四中です。この義務教育の目的を達成するために、学校内外での学習や活動体験などを行います。そして自主性や自立する力、協同の精神、規範的意識や公正な判断をもって主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度や能力を養うことを目標としています。
つまり、君たちは好むと好まざるに関わらず、この先国や社会の一員・形成者として成長していきます。その過程で、形成者として必要な資質を身に付けなければならない。そうさせるのが、義務教育であり、中学校教育なのです。
なぜ人は学ぶことを疎かにするのでしょうか。それは「独り立ちするために、自立するために学ぶ」ということを十分に理解していないためだと思います。「生きる」ということは、「独り立ちする・自立する」ということです。だから学びを疎かにすることが、決してあってはならないのです。学校こそが、学びに最も適した場所だとも思っています。春休みが終われば、令和5年度のスタートです。何も考えずに毎日を過ごしていると本当にアッという間に時は過ぎていきます。真剣に自分の未来を見つめ、義務教育である中学校生活を送ってくれることを期待しています。何よりも健康に過ごし、始業式にまた元気な姿を見せてください。