四中【令和5年3月8日】1年　美術の授業

ことわざかるたの版画

ことわざかるたの版画も3版目（完成）を刷る生徒がほとんどです。3版目の濃い色が入ることで、版画全体が引き締まり、輪郭がはっきりします。

• ことわざかるたの版画1版目の様子

授業の様子

刷る作業

板にインクを均等にのせた後は、板を紙にのせます。本来は板に紙をのせて刷りますが、多くの生徒が刷る授業では「見当」を使わず、紙に板をのせてはがれないように注意して裏返し、紙の上からバレンで刷っていきます。これが最も緊張する瞬間です。既に3版目が完成している生徒が協力し、2人で息を合わせて板を紙にのせます。
1版目を4枚刷り、その4枚に2版目、3版目と色を重ねていきます。1版目が終わったら、2版目に彫り進めるため、ずれて失敗しても、1版目を刷りなおすことができません。中には上下を逆さにしてしまう生徒がいたり、1版目と2版目が少しずれてしまった生徒もいました。ずれてしまった場合には、2版目に合わせて3版目を刷っていました。

完成作品

完成した生徒の作品です。何の「ことわざ」かわかりますか。