四中【令和6年3月8日】3年　性教育特別授業

性教育

性教育というと思春期の体の成長や、性交することでの妊娠・出産や感染症などを思い浮かべる方が多いと思いますが、今回の性教育特別授業では、人の心について話を伺いました。人は性の多様性だけでなく、表現の仕方や考え方、人との距離感等、一人ひとり違っており、大切な人と素敵な関係性を築いていくためには、まず自分を知ることが大切だということを教えてもらいました。
自分にとって「安全」と思える、「安心」して過ごせる、「自身」を持てる、「自由」に選択できる環境とはどんなことろなのか考えました。この環境が保てない場合には、「いや」という意思表示をしっかり相手に伝え、伝わらない場合には逃げることも恥ずかしいことではありません。
また、相手の「安全」「安心」「自身」「自由」は自分とは違うんだということを認め、2人の「安全」「安心」「自身」「自由」を作り上げられることが、大切な人と素敵な関係性を築いていくことにつながっていくことを学びました。

グループワーク

グループワーク1「自分にとってよいパートナーとは？」

楽しい人、やさしい人、落ち着く人、好きな事や物が一緒、言いたいことが言える、お互いを思い合える等意見が出ました。

グループワーク2

「これってデートDV？」「妊娠したら？（男子は女子、女子は男子の立場で）」「パートナとどんな事を話し合いたい？」など班で話し合い、出た意見を発表しました。
「これってデートDV？」「妊娠したら？（男子は女子、女子は男子の立場で）」では、一人で悩まず第3者に相談する事が大切で、誰に相談したらいいのかなど具体的な話も出ていました。
「パートナとどんな事を話し合いたい？」では、嬉しい事だけでなく、されて嫌な事も話したい。相手の気持ちを理解して受け入れるために会話は必要など、信頼関係を築くために会話は大切なツールになることを再確認しました。